サワガニ

サワガニ_d0043126_12293660.jpg*サワガニ科 サワガニ属 ☆彡特徴 : この色はサワガニじゃあるまいと誰もがそう思う。かには赤いと相場は決まっている。
だが、山の沢に生息するかには、サワガニそのものである。
鬼にアオと赤がいるように、かにの色もいろいろだそうである。
とにかく、淡水で一生を過ごすカニは日本ではサワガニ科のカニだけである。
こいつのように、片方のツメが大きいのは、雄である。
私がもの心ついて、高知の疎開先で最初に遊んだのがこのカニである。
これを食べてしまう人がいるそうだが、小さくて肉がないだろうにとおもう。
お客にからかわれた板前が、強がってこいつを生で食った。後日、死んだ。
本当に、華のお江戸にあった話である。
少なくとも山奥のイゴッソはこんなもんは食わなかった。
サワガニとはいっても、人家の排水周りにだって生活しているんだから、そいつを食おうとは考えないのです。
そんなサワガニは初夏になると、大きな卵をふんどしいっぱいに抱えている。
卵はやがてそのまま子ガニになり、そしてある程度大きくなると母ガニから独立する。
いくらでも増えていたし、誰も食べなかった。 撮影:石射太郎山登山口 9/14 10:15
by okagla | 2005-09-16 13:00 | 爬虫類[OsanpO]
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